こんな会社の兆候を見落とすな!倒産する会社に起こる兆候
■資金繰りがうまくいっていない会社に起こりやすい状況
- 残業代やボーナスがカットされる
- 社内の設備・施設(工場など)を売却しはじめる
- 慰安旅行や社員旅行、定例パーティーなどといった恒例行事が取り止めになる
- 経費精算が以前より遅くなっている(あらゆる面での支払サイトが延びる)
■経営陣のこんな様子には要注意
・同族企業の場合
親子・兄弟ケンカなど目立つ
有能な役員・幹部が理由を言わずに退職していく
例:営業のトップ、経理部長が辞めていく)
・中小企業の場合
社長と社員の距離が遠くなって、社長が現場に全く出向かなくなる
社長の出社時間が遅くなる
■従業員の変化
- 配置転換・人事異動が以前より頻繁に起こる(経営者が立て直しに必死になっている)
- 簡単には信じなれないような大口案件の受注、大きな提携話などの噂が飛び交うようになる
- とにかく売上をのばすのに必死になって、上司から号令や命令ばかりが増える(理由を話さない)
例:営業会議が多くなる
■職場の雰囲気からも経営状態をチェック
机の上に書類がちらばって乱雑な状態が目立つ(社内の緊張感が欠けている)
倉庫の在庫商品などが増え、新しいものと古いものが仕分けされていない
社内の雰囲気が暗い。あいさつの声が出なくなる
他にも
「貸借対照表」で借金が多い
「損益計算書」を見て、経常利益が3年以上赤字
「営業活動キャッシュフロー」で、赤字が続いている
などにも注意が必要。